これまでご紹介したとおり、難聴になると「音が聞こえない」だけでなく「言葉の理解力」も低下しているので、補聴器を付けたその時からすぐ快適に聞こえる方は少ないです。
今まで聞こえない時間を長く過ごし、静かな環境に慣れてしまったため、脳がそれに順応できないためです。
そのため、はじめのフィッティング(音の調整)では、本当に補いたい音の大きさよりも控えめにし、慣れるにしたがって再度フィッティングをおこない、快適に聞こえる理想の大きさにしていきます。
補聴器を使うということは、「聞こえのリハビリ」をするということです。
そしてリハビリにはそれを支え、適切なアドバイスをし、時に励ましてくれる人が必要ではないでしょうか?
埼玉県補聴器センターはひとりでやっている小さなお店です。
そのかわり相談のたびに担当者が変わったりすることはありません。
補聴器を使う第一歩を踏み出したあなたの、理想の聞こえになるまで心を込めて
お手伝いさせていただきます。
順を追って、焦らず、あきらめず・・・、いっしょにがんばっていきましょう。
補聴器はご家族のちょっとした心づかいでより効果を発揮します。
実は、難聴になると「聴力」と「言葉の理解力」の低下に加えて、「早口」と「騒がしい場所での聞き取り」も苦手になります。
補聴器で十分に音の大きさは補っています。大きな声で話す必要はありません。
話しかけても聞きにくいようでしたら、
「顔を見て、普通の声の大きさで、ゆっくりと」話してあげてください。
どうぞよろしくお願いいたします。